黒川智花ちゃん @ブラッディ・マンディ



第7話ラストにテロリストどもを討つために警察施設を脱出した智花ちゃんと主人公・三浦春馬氏.智花ちゃんの主たる標的はテロリストグループに加わっている狂った元同志3人.一方,三浦君はテロリストグループを率いる凄腕のハッカーを倒し,テロを阻止すると共に第1話で殺された友人(藤井美菜嬢)の仇を取らねばならいと決意しています.

テロ計画は最終局面を迎えています.テロリストは政府転覆を画策し,テレビ電波ジャック,警察システムの乗っ取り,原発制御システムの乗っ取りなど,次々とサイバー攻撃を仕掛けているようです.

智花ちゃんはアジトで武装を整え,テロリストとの直接対決に備えています.その時,テロリストグループを率いる凄腕ハッカーから三浦君へ挑発・挑戦の電話がかかってきました.

その電話の通話記録からテロリストの居場所を探るように三浦君に指示する智花ちゃん.もちろん,テロリスト側も智花ちゃんと三浦君がそうやって居場所を突き止めてやって来ることを想定して電話をかけたのです.

智花ちゃんはアジア某国の特殊機関で訓練を受けた工作員で,現在テロリストグループに加わっている元同志の3人は智花ちゃんと同期の訓練生でした.粛清により両親を亡くし“教授”に師事してきた智花ちゃんは,狂った元同志を消すために“教授”とともに日本へ来ていたのでした.

三浦君はハッキングによってテロリストの居場所の特定に成功.すると,智花ちゃんはいきなり三浦君に拳銃を突きつけて言うのです.「あんたの役目は終わった.ここからは私独りで行く」と.

しかし,ここは三浦君も頑として引き下がりません.自分も一緒に連れて行かなければテロリストの本当の詳しい居場所は教えない.自分にもやらなければならないことがあるのだと.

余談ですが,智花ちゃん,今回は拳銃を右手で構えていますね.これまで第3話,第4話第6話,第7話では左手でした.両刀使いですな.

結局,智花ちゃんと三浦君は一緒にテロリストの居場所に向かいます.そこはとある原発施設.テロリストはここを拠点に全国の原発制御システムをハッキングし,核テロによる政府転覆を画策していました.

原発施設に入った智花ちゃん.カッコイイです.今回の智花ちゃん登場シーンはどこをキャプチャーしても絵になります.

まずは原発施設内の制御システムにアクセスし,状況を把握する必要があります.智花ちゃんは三浦君を先導し,施設内のPCを探しています.

施設内のPCに取り付いた三浦君は流石の手腕で直ちに状況を把握,そこで大変なことに気付きます.テロリスト側ハッカーは全国の原発を統合管理するシステムを乗っ取っており,その気になれば全ての原子炉をメルトダウンさせる核テロを実行できる状況だったのです.

ここで智花ちゃんと三浦君の意見は激しく対立.智花ちゃんは一刻も早く施設内のテロリストどもを殲滅することを最優先に行動しようとします.一方の三浦君はまず原発統合管理システムを奪還し核テロの脅威を取り除くべきだと主張して譲りません.

ここに至って智花ちゃんと三浦君はついに決別.正体を現して以降,常に冷徹に行動してきた智花ちゃんですが,決別に際して何を思ったか三浦君に護身用の拳銃一丁を残して去って行きます.

独りテロリストとの対決に赴く智花ちゃんの横顔.三浦君に「死ぬな」と声をかけられたとき,一瞬口元に笑みが浮かんだように見えました.今回は智花ちゃんの横顔が印象に残るシーンが何回かありましたね.

いやー,今回もカッコイイ智花ちゃんの出番が多く,キャプチャー画像の取捨選択に迷いました.最後にテロリストとの直接武力対決に赴く智花ちゃんには,目的達成までは決して退かない強さとともに一抹の悲壮感が感じられました.できれば闘いを生き抜いてほしいなぁ.

一方,物語の方は驚天動地の展開が.主人公・三浦君は原発統合管理システムをテロリスト側ハッカーから奪還した後,施設内を探索.そしてついにテロリストグループを率いる黒幕・謎の凄腕のハッカーに遭遇することになります.それは当方がまったく想像もしなかった人物でした.これには本当に驚きました.その詳細は下記をご覧ください.


ということで,なんと!! 警察の医療拘置所の医師・元「Folder」の満島ひかり嬢が凄腕のハッカーにしてテロリストの黒幕ですと.(驚愕)


これはもう完全に想定外でした.なんか色々と合点がいかんのですが.(^_^;


宿敵・三浦君に銃を突き付ける満島嬢.眼が完全に逝っちゃってます.


狂気の満島嬢,自分が指示していない行為を勝手に行った配下のテロリストを即座に射殺.「そんなこと命令してないけど!」と逆上してわめきながら既に倒れているテロリストの身体にもう一発ブチ込んでいます.なんというイカレっぷり.


いったい満島嬢は何者? 動機は何? いやはや,どうなってんだか.満島嬢がこんな重要な役だったとは思いませんでしたよ.驚いたなぁ.



以上,満島嬢の狂気の怪演が光った「ブラッディ・マンディ」第8話でした.次回はいよいよ最終回.刮目して待て.


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