黒川智花ちゃん @小公女セイラ



「小公女セイラ」が始まりましたが,なんと智花ちゃんの役はヒロインのセイラ(志田未来ちゃん)の母親役で,しかも既に他界しています.完全に想定外でズッコケてしまいましたよ(笑).智花ちゃんが亡き母親役かぁ.

さて,主人公の志田セイラ嬢はダイヤモンド鉱山を営む父と共にインドの豪邸で暮らしていましたが,亡き母がかつて通っていた名門校へ進学するために日本へ行くことになります.志田セイラ嬢がアルバムをめくると,そこには笑顔で卒業式を迎えた若き日の母・智花ちゃんの姿がありました.

同じ頃,その名門校・ミレニウス女学院の学院長(樋口可南子さん)も複雑な表情で智花ちゃんの写った卒業写真に見入っていました.

実はその卒業写真で智花ちゃんの隣に写っているやや地味な女の子こそ樋口学院長なのでした.樋口学院長は亡き同窓生の娘である志田セイラ嬢を受け入れることになったのです.しかし,その裏には学院の経営危機を救うため,志田セイラ嬢の父親から多額の寄付を受けるという事情もありました.要するに,寄付金獲得のために志田セイラ嬢を特別待遇で受け入れるという,あまり意に沿わない止むを得ない措置だったのです.

智花ちゃんと樋口学院長の在学時代の回想シーン.なんて可愛い素敵な智花ちゃん.素晴らしい.最高です.

智花ちゃんと樋口学院長は日向と日陰のような対照的な存在でした.成績優秀で明るく可愛い智花ちゃんと,勉強だけが取り柄で地味で目立たない樋口学院長.常に前向きで「女の子は誰でもプリンセス」,「どんな時も顔を上げて胸を張って」と口癖のように言う智花ちゃんに対して,樋口学院長はやや鬱屈した苦手意識を持っていたのでした.

いやー,いろんな意味で(笑)最高です,このドラマ.面白すぎます.まずミレニウス女学院ってのが凄いところで,ここはいったいどこの日本やねん(笑)って思ってしまいます.樋口学院長も,学院の食事・清掃などを担当する大和田伸也・広岡由里子夫妻も,今後志田セイラ嬢虐めの主役になるであろう学級委員の少女も,皆そろって見事にどす黒く屈折していて凄いです.もっと素直になって前を見れば楽しく生きられるのに.(笑)

そんな中で学院の教師役の斉藤由貴さんがいい味出してます.斉藤先生は樋口学院長の妹なのですが,やや天然ボケでとろいところがあり,姉に叱られてばかりで全く頭が上がりません.その姉の下で生じたストレスを,鬱憤を,夜中に独り飲んだくれて発散するのです(笑).ある意味,樋口学院長や大和田・広岡夫妻よりも理解できるキャラクターです.(笑)

ストーリーの方では,この第1話で早くも志田セイラ嬢の父が鉱山で事故死してしまいました.身寄りが無くなり無一文となった志田セイラ嬢は下働きとしてミレニウス女学院に住み込むこととなり,今後は学院長や学級委員にネチネチ虐められるのでしょう.

智花ちゃんは既に亡くなっている役(^_^;)ですので,今後も今回と同様に,志田セイラ嬢や樋口学院長の回想シーンや写真のみの登場になるだろうと思います.出番が少なそうでちょっと残念です.






ついでと言っては何ですが,このドラマの主人公・セイラ役の志田未来ちゃんです.可愛いですねー.しかもこの衣装の数(笑).やはりこのドラマは志田セイラ嬢に萌えることを第一義とするドラマなのですね.(^_^;

上の方でも書きましたが,志田セイラ嬢のミレニウス女学院への入学は寄付金絡みの特別待遇で,樋口学院長の意に沿わないものでした.それなのに,セイラ嬢の父親の事故死で肝心の寄付金が入らなくなって,樋口学院長の怒りが爆発します.それに加えて,セイラ嬢の母親・智花ちゃんに対する学生時代以来の鬱屈した苦手意識も相まって,樋口学院長のセイラ嬢に対する悪感情は頂点に達するのでした.嗚呼,志田セイラちゃんの運命や如何に.


なんと,ミレニウス女学院のクラスに忽那汐里嬢がいるではありませんか.汐里嬢といえば,実写版 Mars・北川景子嬢出演のドラマ「太陽と海の教室」でも生徒役で出演していましたね.このドラマでの汐里嬢は,他の級友とは距離を置き,学級委員にも媚びない一匹狼的存在のようです.要注目です.


ちょっと驚いたこと:その1.ミレニウス女学院のクラスに篠原愛実嬢を発見.愛実嬢といえば,NHK教育の「天才てれびくんMAX」での活躍が思い出されます.なお,上掲右画像手前に映っているピンクリボンの少女が,今後志田セイラ嬢虐めの主役になるであろう屈折学級委員です.


ちょっと驚いたこと:その2.ミレニウス女学院のクラスに中村有沙嬢を発見.有沙嬢もNHK教育の「天才てれびくんMAX」などで活躍していました.




逆境の志田セイラ嬢を応援し愛で慈しむドラマ「小公女セイラ」ですが,第2話はうっかり録画し忘れ(泣),2週間ぶりの視聴となった第3話です.

志田セイラ嬢の亡き母親役の智花ちゃん.今回はミレニウス女学院に飾られている卒業写真の中に,そして志田セイラ嬢の回想シーンに少しだけ登場しました.今後もこんな感じなのかなぁ.

回想シーンの若き日の智花ママ,綺麗ですねー.「女の子は誰でもプリンセスなのよ.どんなことがあっても下を向いてはダメ.いつも胸を張って」と優しく語りかける智花ママなのでした.




第1話の豪華衣装百変化から一転して着たきり雀の志田セイラ嬢.むしろ使用人としてのこの黒い衣装を着た方が可愛いです.カワユスなぁ.

さて,父の死亡により学院の下働きに身を落とした志田セイラ嬢には苦難の日々が待っていました.セイラ嬢虐めに歪んだ情念を燃やす屈折学級委員は親の金に物を言わせてセイラ嬢に自分の身の回りの世話をさせ,さらにクラスメイトや使用人連中にセイラ嬢と一切口をきかないように命ずるのでした.それまで仲良くしてくれた人たちに無視されるようになり,部屋に出没するネズミ以外に話し相手のいなくなったセイラ嬢はさすがに挫けそうになってしまいます.

しかし,クラスメイトはいざ知らず,いい大人である学院使用人夫婦までが屈折学級委員の小娘の札束に翻弄されて言動を制御されるとは.情けないったらありゃしない.あんな矜持も向上心もない使用人夫婦じゃぁろくな料理も作れないだろうに,樋口学院長はよく我慢しているなぁ.背に腹は替えられないのか.(^_^;



本日の忽那汐里嬢.志田セイラ嬢への陰湿な虐めに血道をあげる屈折学級委員や彼女に逆らえない大多数のクラスメイトには愛想が尽きて嫌悪感すら抱いているようです.一方,志田セイラ嬢に対してもとくに同情も手助けもせず,我が道を行く一匹狼のクールビューティー.引き続き要注目です.



本日の篠原愛実嬢.愛実嬢もまた屈折学級委員の金権恐怖政治に逆らえないクラスの一員です.嫌々ながらも志田セイラ嬢にトマトを投げつけるのでした.


[HOME]