沢村一樹氏演じる名探偵・浅見光彦 【注:浅見光彦の本職はフリーライターらしいのですが,ドラマ中では事実上探偵として活躍】 が,ある転落死事件の謎を追って平家落人の里を探る話.智花ちゃんはヒロイン・佐和役で出演.沢村一樹・黒川智花の2人と言えば,感動の名作「雨と夢のあとに」において切ない親子を演じ切ったペアです.これは万難を排して見なければなりません.
ある2人の男性の転落死に事件の匂いを感じた沢村探偵が,その男性達の故郷・四万十川流域の高知県西土佐村に赴きます.その途上で智花ちゃんと出会うのですが,どういうわけか智花ちゃんの行く先と沢村探偵の目的地が同じらしく,沢村探偵は智花ちゃんの後をつける形になってしまい,智花ちゃんに不審者扱いされる始末.(笑)
実は智花ちゃんは転落死した男性2人のうちの一方の姪で,その男性の父,つまり祖父と暮らしていたのです. 沢村探偵もまたその祖父宅を訪問するつもりだったわけで.誤解も解け,沢村探偵をもてなす智花ちゃん.
叔父の転落死に事件性があるという話に驚く一方で,智花ちゃんは沢村探偵と話すうちに,その飾らない人柄に好意を持ち始めたように見えました. ああ,これはいけませんっ,親子なのにっ.(違)
このシーンの智花ちゃんは綺麗でした.高知県西土佐村は平家落人の里で,智花ちゃんも平家の姫の血を引いているのです.道理で美しいはずです.高貴な血が流れているのですよ,きっと.
やがて話を終えて帰ろうとする沢村探偵に,「田舎だからもうバスはありませんよ」と言う智花ちゃん.やむなく沢村探偵は智花ちゃん宅に泊まることになりましたが……
翌日,帰途に着く沢村探偵を送る智花ちゃん.バス停で時刻表を見た沢村探偵は「あれっ? 昨日はまだ帰るバスがあったんじゃないですか!?」と驚きますが,智花ちゃんは黙って視線をそらします.いやぁ,好意を抱いた沢村探偵を帰したくなくて,そんな手を使うとは.智花ちゃんったら.
普通,客人を送るのはバス停まででいいでしょうに,智花ちゃんはバスに乗り,旅行に来ていた沢村探偵のご母堂と合流したうえ,3人で四万十川下りまで付き合ってます.沢村探偵に早く嫁をもらって欲しいご母堂はご母堂で,智花ちゃんを見てまんざらでもなさそうな感じ. いや,だから親子だからダメなんですってば.(違)
綺麗だなぁ.風景も智花ちゃんも.
結局,高知市内のホテルまで見送りに来た智花ちゃん.(笑)
沢村探偵との別れ際,またいつか会いたいと思う智花ちゃん. ああ,こうして禁断の親子の愛が……(違)
長くなりそうなのでここで一旦カット. 後半は次のページ.
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