黒川智花ちゃん / Misc. 6



「走れ! ポストマン」は,依頼人の思いが込められた品物を世界各地の配達先に届けるという番組.この番組に智花ちゃんが配達人“ポストマン”として出演するようです.




「走れ! ポストマン」で智花ちゃんが訪れるのは中央アジアのキルギス共和国だそうです.かつてキルギスで教師をしていた日本人女性から,連絡が取れなくなってしまった元教え子の少女にある品物を届けてほしいと頼まれ,智花ちゃんが現地へ赴きます.これはなかなか大変な旅になりそうですなぁ.智花ちゃん頑張って!




ずいぶん前の「走れ! ポストマン」をようやく視聴.実に5ヶ月前に放送されたものです(笑).あまりの多忙ゆえ,録画をしても一旦見る機会を逃すとほとんど永遠に死蔵されてしまう危険性が.(汗)

今回,智花ちゃんは,かつて青年海外協力隊員としてキルギス共和国で日本語と音楽の教師をしていた日本人女性から,音信不通になってしまった元教え子の少女にリコーダーを届けてほしいと頼まれます.

キルギスまではモスクワ経由で空路20時間,同行する番組スタッフは最低限の通訳と安全確保以外は智花ちゃんをサポートしないというのがこの番組のルールだそうです.基本的に智花ちゃん独りの力で品物の届け先まで行かねばなりません.しかも,届け先の少女の現住所が不明で,手がかりはかつて通っていた学校の住所と少女の写真のみという状況です.これは容易ならざる旅になりそうです.

もちろんキルギス訪問は初めての智花ちゃん.ロシア語とキルギス語,キルギス料理,キルギスの地理など,基本的な事柄は一通り勉強してきたようで,臆することなく現地の人々と言葉を交わしていたことに感心しました.番組ナレーションでは「さすが現役女子大生」と言っていましたが,こんな風にしっかりした大学生ばかりだったらどんなにいいことか.(^_^;

まずはマナス国際空港から首都ビシュケクへ行き,首都を基点として学校のあるケミン地区へ向かいます.ここで早くも第一の試練.ケミン行きのバスが出るターミナルまで徒歩一時間だそうです.途中で腹ごしらえなどもしつつ,標高3000mレベルの高地を歩く智花ちゃん.

ようやくケミン行きのバスに乗った智花ちゃん.しかし,バスは満員にならないと発車しないし(時刻表は無いのか?),発着ターミナル以外はバス停が無いし(降りるときは適宜運転手に告げ,乗るときは手を挙げて止める.このへんはバスというよりタクシーに近い),やってられませんなぁ.

ケミン市街地に着いたところで第二の試練です.なんと,学校のある場所は厳密にはチョン・ケミンというところでケミン地区の東の端に近く,一方,智花ちゃんがいま着いた市街地はケミン地区の西の端なのでした.ということで,もう30kmほど東へ行かねばなりません.やれやれ.

さらに悪いことに,現地の人に聞いてもチョン・ケミン行きのバスがいつ来るのかわからず,智花ちゃんは困ってしまいます.……て言うか,現地のお兄さんは「もう3時間待っているんだけど,いつ来るかわからないよ」とか言ってましたが,よくそんなんで生活が,経済活動が成立するなぁ.

意を決した智花ちゃんはチョン・ケミンへ向かう街道を歩き始めます.いつ来るかわからないバスを待っていてもしょうがない,とりあえず歩こう,そして途中でバスがやって来たらそこから乗せてもらおうと.

しかし,この智花ちゃんの判断が裏目に出て,第三の試練を招くことになります.もともとチョン・ケミン行きのバスの便は少ないらしく,またバスと一般車の区別がつきにくく(バスの目印はダッシュボード上に置かれた行き先表示板だけ!),さらに手を挙げてバスに合図をしても満員だったら止まってくれないこともあり,智花ちゃんはなかなかバスに乗れません.

結果的にこの第三の試練が最大の試練でしたね.智花ちゃんもこのときが一番不安で心細かったのではないかと思います.

日も落ちて暗くなった頃,智花ちゃんはやっとの思いでチョン・ケミン行きのバスを捕まえることに成功しました.本当に良かったですねぇ.智花ちゃんがバスを探し始めてから実に約7時間が過ぎていました.

夜遅くにチョン・ケミンに着いた智花ちゃんは,バスの運転手が紹介してくれた宿で長旅に疲れた身体を癒すことに.

翌日,智花ちゃんはすんなりと目的の学校に到着.依頼人の女性が赴任して以来,日本語授業が定着しているのか,学校の子供たちが口々に日本語で挨拶してくれました.智花ちゃんちょっと感激!!

さて,肝心のリコーダーを届ける相手,音信不通になってしまった少女は,すでにその学校を辞めて転居していることが判明します.持病である心臓病の治療のため,そして今後の勉学のため,その少女は首都ビシュケクへ引越していたのです.道理で連絡が途切れてしまったはずです.

ここで一旦小休止.番組スタジオに智花ちゃんが登場です.

上の方で紹介した第三の試練,チョン・ケミン行きのバスになかなか乗れなくて苦労したときの気持ちを語る智花ちゃん.

いやしかし,智花ちゃんがますます綺麗で可愛くなっているような気が.

再び場面はキルギスへ.首都ビシュケクへ戻った智花ちゃん,まずは売店で地図を購入し,予め聞いておいた少女の転居先住所を地図上で確認してもらったうえでその場所へ向かいます.これまで色々と苦労を重ねた結果,行動のツボを外さなくなってきました.もう抜かりはありません.

そしてついに,智花ちゃんは探していた少女に会うことができました.

智花ちゃんは依頼人から預かったリコーダーを無事少女に手渡します.少女はかつて依頼人に教えてもらった曲を演奏し,それを聴いた智花ちゃんは少し目を潤ませつつ感動するのでした.

ということで,これにて智花ちゃんの任務完了です.

いやー,今回の智花ちゃんは本当に良く頑張りましたね.本当に偉かったと思います.おまけにますます綺麗になっちゃって.素晴らしいデス.これでまた智花ちゃんの株がグンと上がりました.




「De-View」誌に智花ちゃんのバスタイムトークが掲載されていました.ミネラルウォーターを飲みながら半身浴をするのが日課なのだそうで.


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