木村多江さん @てるてるあした


てるてるあした [TV朝日系]
番組宣伝CM
2006/03/20, 28


4月14日スタートの「てるてるあした」に出演.感動の名作「雨と夢のあとに」以来,一年ぶりに黒川智花ちゃんと共演です.また,スタッフも「雨と夢のあとに」のときのメンバーがかなりいるらしく,これは期待できそうです.



TVガイド, Vol.1406, 東京ニュース通信社
2006/03/24

てるてるあした [TV朝日系]
Apr. 2006-
番組紹介記事


主要キャストの相関図.主演は黒川智花ちゃんですが,事実上,智花ちゃん&多江さんのW主演ではないかと期待しています(というか,そうなって欲しい).さらに注目したいのが,福田麻由子ちゃん(上掲画像右下)の出演.ドラマ「女王の教室」や「白夜行」の出演で注目された女の子です.木村多江・黒川智花・福田麻由子とくれば,個人的には現時点最強の布陣,この番組を見ずに何を見るのだといった感じです.



てるてるあした #1 [TV朝日系]
2006/04/14


「てるてるあした」OPより.いよいよ始まりました.

一人息子を連れてひなびた田舎の駅に降り立った,どこか寂しげな多江さん.縁あって「笹乃館」という下宿屋に落ち着き,同じ日に「笹乃館」へやって来た智花ちゃんと一緒に暮らすことになります.

夕日に照らされ,あまりにも寂しげな様子で橋の上から川面を覗き込む多江さん.その様子を見た「笹乃館」住人の男性が「飛び込み自殺か!?」と勘違いして慌てて止めに入りますが,実は風に飛ばされて川に落ちた帽子を見つめていただけなのでした.でも,やっぱり傍から見ると多江さんは今にも飛び込みそうに見えましたよ.(^_^;

実は,多江さんは夫を事故で失ったばかりで,さらに実家の兄夫婦からは後継ぎとして息子を養子によこせと迫られていたのです.夫と息子を相次いで奪われてしまうことに耐えられず,多江さんは息子と一緒に逃避行に出たところだったのでした.レイによって「幸薄い」役柄なんですね.(^_^;

その夜,多江さんの夫の霊が「笹乃館」住人の男性に憑依して出現,今は亡き「夫」に再会して号泣の多江さんでした.

ということで,いよいよ始まった「てるてるあした」です.前作(と言っていいでしょう)の「雨と夢のあとに」があまりに名作だったため,今作は出演者もスタッフも大変だと思いますが,頑張って欲しいですね.個人的には,前作と同様に多江さんと智花ちゃんが出ずっぱりで活躍するというだけで,既に半分合格点をあげたい気分ですが.(笑)










本日の智花: 両親が巨額の借金を抱えて夜逃げしてしまい,智花ちゃんは一度も会ったことがない遠い親戚に預けられることになります.その親戚というのが,下宿屋「笹乃館」の女主人だったのです.

その「笹乃館」で智花ちゃんは少女の幽霊(?)に遭遇する恐怖を何度も体験.加えて,それまでとはあまりに違う生活環境と厳しい女主人に対する反発もあり,早速「笹乃館」を逃げ出した智花ちゃんでしたが,他に行くアテがあるわけでもなく,結局「笹乃館」の一室に居候することになったのでした.

今作の智花ちゃんは,不自由一つなく育てられたおかげで家事もロクにできず,言葉遣いも悪く,ややワガママなところがある女の子.相手の顔色を窺って態度をコロコロ変えつつ,気に入らない相手に対しては内心で毒づくなど,前作「雨と夢のあとに」の時とはかなり異なるキャラクターが面白いです.しかし,そんな態度は,両親から愛されているという実感のないまま,両親から半ば捨てられてしまった寂しさの裏返しのようにも感じられます.



本日の麻由子: 「笹乃館」で智花ちゃんが出合った少女の幽霊(?)を演じる福田麻由子ちゃん.智花ちゃんを異空間の教室に誘い込み,棒(折れたモップの柄)を振りかざして智花ちゃんに襲いかかりますが,最終的には智花ちゃんを受け入れてくれたようです.

「笹乃館」の女主人はこの少女の幽霊(?)の正体を知っていました.元教師である女主人のかつての教え子らしいのですが,この少女が物語の中でどんな役割を持つのかまだわかりません.とりあえず今回は不気味でした.(^_^;


前作「雨と夢のあとに」を意識したお遊びシーンより.上掲左は智花ちゃんが降り立った駅に貼ってあったポスターですが,これは前作で智花ちゃんの父親を演じた沢村一樹氏ですね.頬に落書きされた沢村氏を見て「フンッ」とバカにしたように笑う智花ちゃんも可笑しかった.(笑)

一方,上掲右は智花ちゃんがCDショップで手に取ったCDですが,ジャケットの写真が前作で智花ちゃんの母親を演じた杏子さん(元バービーボーイズ)ですね.この画像ではわかりにくいのですが,陳列棚の歌手名表示も「野中マリア(前作での杏子さんの役名)」になっており,なかなか手が込んでいます.(笑)


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